僕は以前、携帯販売で日本一の成績を獲得した経験があるのですが、そのときに大事にしていた営業テクニックがあります。それは「前置きをすること」です。
前置きとは、「今からお話しすることはめちゃくちゃ大事です!」というような、営業トーク前にするお客さんの注意を引くためのもの。
これだけ聞くと、「なんだそれだけか」と思う人もいるかもしれませんが、実はこの前置きをすることで成約率が確実に上がります。
また8割〜9割の営業マンは、この前置きをしていません。つまり、前置きをマスターするだけでほとんどの営業マンに勝てちゃいます。
この記事では、営業トークに重要な前置きについてお伝えします。これから起業したい人、営業成績を伸ばしたい人は必見!3分で読めるので、ぜひ見ていってください!
前置きが営業トークに重要な理由

例えばあなたが携帯ショップで説明を受けるときに、「このスタッフは話が長そうだな〜」と思ったことはないでしょうか。
そんな時に、「携帯の料金プランは複雑なのですが、3分にまとめて、一番分かりやすい形でお伝えします!」という前置きがあると、「おっ、じゃあ聞いて見ようかな」という気分になりませんか?
このように、話をする前に前置きをするかどうかで、営業の質はかなり変わってきます。しかし、これをおろそかにしている営業マンはすごく多いです。
逆に前置きがないと「結局何が言いたかったの?」と思われてしまったり、話が長すぎて途中で聞いてなかったり、大事なところを聞き逃してないかなという不安にかられたりします。不安を抱えたままだと、お客さんが商品を買ってくれる可能性は断然低くなるのです。
すぐに使える商談の前置きトーク例

では、どのような前置きをしたらよいのでしょうか。僕が実際に使っていた前置きを3つ紹介します。
- 制限期間を設ける
- ポイントを絞る
- ここだけは聞いて欲しいと強調する
まず、3分や5分など時間制限を設けて、「ポイントを3分でお伝えします!」と宣言する方法があります。実際にこれはとても有効でしたし、お客さんもちゃんと話を聞こうという姿勢になってくれました。
次に、「今から大事な内容だけ3つお知らせします!」とポイントを絞ってお伝えするのも効果的です。3つ、と宣言することで「3個聞けばいいんだ」とお客さんが耳を傾けてくれるようになります。
最後に、「今から話すことはめちゃくちゃ大事ですよ」「今まで聞いたのは全部忘れてもいいけど、今から話すことだけは覚えて帰ってください」というように、とにかく伝えたいことの前にはこのような前置きをしておくと、お客さんも集中して聞いてくれるという方法があります。
この方法は営業トークとしてだけでなく、セミナーで講師として話しているときにも応用可能です。
元日本一の営業マンが実際に使っていた前置きフレーズを紹介!

最後に、僕が携帯業界で本当に使っていた前置きで、お客さんにすごく刺さっていたフレーズを紹介します。これは他の事業にも応用できるかもしれません。
なので、3分から5分あれば携帯のプランについて理解できるように説明ができます。よかったら1回お話し聞いてみませんか?」
それを聞いて帰るだけでも携帯のすごくお得な方法や裏技、携帯業界のことも分かるようになるので、1回お話し聞いてみませんか?
こういうフレーズを言うと、お客さんは「確かに携帯のことはよく分からない、自分で調べてもたくさん時間がかかりそう。でもいつか調べないと料金で損するのは嫌だ。3〜5分で分かるならちょっと話を聞いてみようかな」という気になってくれます。
するとそのまま席に座ってくれて、僕の説明を聞いていくうちに、その日は買う気がなかったお客さんが「やっぱり買おうかな」となってきれて成約、という流れを作ることができました。
前置きは営業マンが成約させるために大切なテクニック

この記事では、営業トークで重要な前置きについてお伝えしました。話しかけた人を座らせて話を聞いてもらうには、一番最初の導入である前置きが大事なのです。
この記事では、僕が実際に携帯販売の時に使っていたフレーズをお伝えしました。このフレーズを業種に合わせたオリジナルの前置きを作ることによって、「この人の話聞きたくなったな」と耳を傾けてもらうようになります。すると営業がスムーズに行き、成約率も高くなります。
この前置きをせずに話し出す営業マンは、Youtubeやブログのタイトルをつけずにアップしているようなものです。ぜひ次の営業トークから前置きを意識してみましょう。
元営業日本一を獲得し、起業して老後資金まで貯めた僕が、あなたの営業力を鍛えて起業するためのサポートをします。
また、この前置き以外にも営業テクニックはたくさんあります。別の記事やYoutubeでもアップしていくので、ぜひチェックしてください!この記事の内容は下のYoutubeでもお話ししています。
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